予防・健康診断
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フィラリア、ノミ、ダニ予防のご案内
KAMCは動物の体にやさしい予防方法でペットの健康を守りますノミ、ダニ、フィラリアの予防・駆除にはいくつかの効果的な方法がありますが、川口動物医療センターでは、動物の負担を軽減しながら、より確実な効果を期待できる予防・駆除薬を使用しています。また、フィラリア検査時に通常より安い特別価格（春のキャンペーン期間限定）で一般的な血液検査等をおこなっており、予防をサポートする体制を整えています。［予防・駆除薬のタイプ］- 滴下式 首の後ろにスポイトで薬剤を滴下するタイプ。手軽に使えます。
- 内服薬 錠剤などの経口内服薬。飲ませることで成虫の駆除と予防ができます。
- チュアブル 肉など食べ物の味や匂いがついた経口内服薬です。
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フィラリア
犬の代表的な心臓病。蚊が媒介して犬から犬へと感染します。フィラリアの予防は、体内にいるフィラリアの子虫が心臓に達する前に駆除することです。乾いた咳と腹水の症状が出たら要注意フィラリアは、軽症の場合は乾いた咳をするようになります。慢性化すると咳は激しくなり、咳をする時間も長くなります。咳がひどくなると吐くこともあります。もうひとつ特徴的な症状が腹水です。おなかがどんどん大きくなっていく状態が続けば、それは慢性フィラリア症です。一方、激しい呼吸困難や茶色の尿が出るなど急激な症状が襲ってくるのが急性フィラリア症です。右心室に寄生していたフィラリアが、右心室を越えて右心房に移動し、右心室と右心房の間の弁が閉じなくなることで起こります。フィラリア感染のしくみフィラリアの成虫（体長20 ～30cm）は犬の心臓の中に寄生する糸状の虫で、ミクロフィラリアという子虫を血液の中に産みつけます。蚊は犬の血液を吸う際にこの子虫も一緒に吸い込み、犬の血液を吸うたびに、蚊の体内で発育した子虫が犬の体内に送り込まれていく形で感染が広がります。子虫は血管に入り、脱皮を繰り返して成長し、最終的には心臓に達して右心室と肺動脈に傷をつけたり、成虫がたくさん寄生し、球状になって血液の流れを妨害し、うっ血性の心不全を起こします。フィラリア予防の注意点蚊が出る時期（春）になったら毎年、予防薬で感染を予防します。薬には、月に1回飲ませるタイプと滴下するタイプがあります。注意したいのは、薬を与える前に必ず体内にミクロフィラリアがいないかどうかを確認することです。既に感染している犬に予防薬を与えるとショックなどの副作用が現れることがあるからです。 予防のための第一歩として、まずはフィラリア検査（血液検査）を受けてください。川口動物医療センターでは、春の予防シーズンに限り、検査費用を通常よりも安い特別価格で設定しております。また、フィラリア検査の際に一緒に採取した少量の血液で血球系検査など他の血液検査を同時に行うことができます。愛犬の健康状態を確認する意味でもこの機会にぜひ血液検査を受けることをおすすめします。
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ノミ
室内飼いでも油断は禁物! ノミの卵や幼虫は意外な場所に潜んでいます。また、散歩時や他の動物との接触時に寄生してしまう可能性もあります。こんなサインに気をつけてお宅のワンちゃんネコちゃんは、後ろ足で体を掻いていませんか？もし掻いていたら、それはノミがいるサイン。 ノミは痒いだけでなく、皮膚炎などのトラブルを引き起こ したり、他の病気を媒介したりする危険があります。もちろん人間にも寄生し、同様の悪さをします。ノミがいるなと感じたら、すぐに受診して徹底的に駆除しましょう。ノミのライフサイクル一般にノミは春から夏にかけてが繁殖シーズンとされていますが、最近は室内環境が快適化し、室温も一年を通して一定に保たれていることから、ノミの繁殖も一年中可能になったといわれています。ノミは成虫になる前の〝卵・幼虫・サナギ〟の期間が長いので、成虫を駆除できても常に注意の目を光らせていることが大切です。ノミが引き起こす病気ノミアレルギー皮膚炎ノミは血を吸う時に唾液を出します。この唾液が犬や猫の皮膚に入り、唾液に含まれる「パクチン」というたんぱく質に反応して起こるのがアレルギー性の皮膚炎です。刺されたところが赤くなってひどいかゆみが生じ、周囲に湿疹があらわれます。猫性伝染貧血病猫の赤血球にヘモパルトネラ・フェリスという生物が寄生する病気。寄生されると赤血球が破壊され、貧血症状と黄疸を引き起こします。ノミが刺す時に寄生するのではないかといわれています。犬条虫（瓜実条虫）ノミが中間媒介となって犬猫の小腸に寄生する寄生虫。普段は寄生されても症状が出ないことが多いのですが、増えると下痢や嘔吐などを引き起こします。肛門付近や糞の中に瓜の種のような白い粒が見られたら、この条虫がいる証拠です。精神的障害などあまりにもたくさんのノミに血を吸われると貧血になり、体が衰弱する上に激しいかゆみに襲われます。その結果、集中力を失い、イライラが募って精神状態が不安定になってしまいます。
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ダニ
犬はもちろん猫も要注意! 無理にイボをとると化膿の原因になったり、うっかりダニを潰すと卵が飛び散って二次被害の原因になることもあります。近年、マダニが媒介するウイルス病が蔓延しています。人にも感染し、死に至ることがある怖ろしい病気（SFTS:重症熱性血小板減少症候群）もあるため、特に注意が必要です。イボのように成長するやっかいもの犬や猫に寄生するダニのうち、一般的なものはマダニです。 マダニは草むらなどに潜んでおり、犬や猫の体について血を吸います。マダニは1ミリ程度の大きさですが、動物の体に寄生して血を吸うとどんどん体が膨らんでイボのように大きくなり、時には200倍近くまでなることもあります。寄生されると激しい痒みを伴います。ダニのライフサイクルマダニは脱皮を繰り返し、比較的短い期間で成長します。
ダニが引き起こすその他の病気バベシア症マダニを媒介にしてバベシア原虫が犬の赤血球に寄生し、赤血球を破壊します。そのため重度 の貧血に陥ります。その結果、発熱や黄疸といった症状が現れ、尿が褐色になったりもします。疥癬症イヌセンコウヒゼンダニが皮膚に寄生して起こります。犬のブラシや首輪などから感染します。柔らかいひじや耳、おなかなどに発生しやすい病気です。毛包虫症ニキビダニは、寄生していても抵抗力のある健康な犬や猫には症状が現れません。母犬からおっぱいを飲む時に感染するので、抵抗力が低下すると目や口のまわりなどが脱毛し始めます。ツメダニ病皮膚が赤くなってかさぶたのようにぶ厚い層の下にツメダニが寄生します。
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健康診断
検査機器-
尿微量蛋白検査尿中の微量な蛋白を検出する検査で、
腎機能低下を早期に発見することができます。
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血液凝固分析装置正常に止血機能が働くか否かをみる検査です。
検査内容-
総合内科検診問診、身体検査などを通して
現在疑われる病気がないかどうかを調べます。
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血液･生化学検査肝臓、腎臓など主に内臓系の異常を
血液を採取して検査します。
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レントゲン検査（胸部･腹部）各臓器の形態的な異常を調べます。
また、骨や関節などの状態も調べることができます。
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超音波検査（心臓･腹部）心臓の弁異常、腹部腫瘍の発見に役立ちます。
レントゲンと組み合わせることでより威力を発揮します。
検査項目-
心電図検査心臓拍動リズムの異常を見るためには
欠かせない検査です。
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尿検査･便検査尿や便に含まれる異常を検査します。
いずれも顕微鏡にて異常物質の有無を検査します。
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CRP 検査C反応性蛋白の検査です。
体内で産生される炎症タンパク質の検査です。
犬で実施可能です。
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スリットランプ検査拡大して眼の状況を確認し、
細い光を利用して眼の前方部分を検査します。
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